STARTBASEQはどこまで来てどこに向かうのか。1年の取組を振り返りました。

STARTBASEQのミッションを作ったのは8ヶ月前。今日はミッションに即して振り返りします。ご興味がある方はお読みいただけれたら嬉しいです。

稼働率が上がりました

昨年6月に菓子の販売で1組ご利用がありました。それが初めてのご利用でした。

今年の6月は稼働率が97%でした。稼働率はここ数ヶ月90%を超えています。

ご利用ありがとうございます。また、なかなかご予約がとりずらい事態にご迷惑をおかけしております。

これは、リピーターの方が多い、紹介サイトとの相性がよかった、価格が安い、周りの方の紹介があったことなどが理由です。極狭いスペースですがちゃんと機能しています。


出店者様の数だけ商店街に足を運んでいただいている訳ですので、通りの賑わいにも役にたっているかなと思います。

私も STARTBASEQをご利用くださる様々な方にお会いして、様々なやり方を勉強させてもらっています。

STARTBASEQのミッション

以前つくった STARTBASEQのミッションです。

① 人々の自己表現ややってみたいという気持ちに火をつける。

② やってみる場・ネットワーク・知恵をシェアする。

③ ①・②を通して、個々人の成長とつくの商店街の活性化に寄与する。

詳しくはこちらに記載しています。

見えてきたSTARTBASEQのミッション 半年の振り返りと今後について考えました。

運営しながらようやくこの場所で何がやりたいか見えてきたので、ミッションとして言葉にしました。レンタルスペースの提供だけでなく、3つのステップで説明できそうです。

このミッションに照らして実際どうだったのか振り返ります。

レンタルスペース業だけでは果たせない

最初に思うことは、このミッションは STARTBASEQでのレンタルスペース事業だけでは実現しません。

レンタルスペースというのは本質的には場所を貸しているだけです。

個人の内面的な変容や、ネットワークや知恵の共有といったサポートは不動産を貸すだけでは達成できません。考えてみれば当たり前ですね。

ですので、 STARTBASEQだけではなく総合的に弊社で取り組んでいく必要があります。

やる気を刺激するのは密度濃いめの関わり


さて、人のやる気を刺激したり挑戦を後押しするといった効果は、どういった時に生まれてくるのでしょうか。


多くの場合、人と深い話をしたり、刺激的な人の話を聞いたり、集中できる講座に参加したり、といった密度の人と人との交わりの中で生まれてきます。

ですのでそういう密度の濃い少人数の場を設定するのは有意義だなと思います。

すでにやっている取組では、例えば少人数でテーマを決めて話す「おしゃべり会」。本について話をしたり、公園で大人が縄跳びをしたり。曖昧な会ですが、人との距離が近い分お互いに影響をしあう効果がありそうです。

本をテーマにおしゃべり

その他、最近始めた1対1でお話しをお聞きする「ティーリング」(ティー×カウンセリグ)は、まちづくりを頑張る人たちの気持ちを傾聴するサービスです。こちらも自分を振り返りながら次に進むことをお手伝いします。

以下のように整理できます。

他にも、他の地域で活躍している方をお呼びしての勉強会もやる気を刺激するには有効だと思います。今後やっていきたいです。

働き方や社会情勢の変化によって、地域に関わりたい人や副業をしたい人は増えています。そういう人たちに寄り添うようなサービスに総合的につくりたいです。

場は段階的に用意する

つくのつくるのマルシェは5年前から STARTBASEQのある商店街で開催している地元密着のマルシェです。このマルシェはやってみたい人を最初に受け止める場として有効です。

出店者はほぼ地元の方のみですが、毎回新しい出会いがあります。出店料も安く、自分だけで集客しなくても人が集まってきます。

ですので、何かをやってみる場として最適です。例えばハンドメイド品を初めて販売してみるという方も多くいらっしゃいます。


一方のSTARTBASEQに出店している方は鶴見に限らず、東京や千葉から来てくださる方も多いです。商材がはっきりしている方が多いですし、ある程度物量を持ってきた方が売りやすいです。

そのため、STARTBASEQは、裾野を広げていくための仕組みとして捉えています。

古着屋 used store withさん

このように場の提供といっても色々な場があります。場によってターゲットが違い、提供できる価値も異なります。

ネットワークの共有はサービス化しにくい

次にネットワークの共有について考えてみます。

STARTBASEやマルシェの出店者さんにお客様をご紹介したり、知り合いを引き合わせたり、役立ちそうな情報提供をしたりしてきました。これらはネットワークの共有にあたります。

客観視してみると、ネットワークの共有というのはさりげない場面で行われます。

まとめてみますと、

・非定型的なものが多いです。こうすればこうなるというようなものではありません。親切心や偶然がきっかけとなって繋がることが多いです。

・周りの人たちの相乗効果で人が繋がります。今、私がいる地域では、周りの地域で活動している人達が紹介しあい、どんどん人が繋がっていきます

・上記のようであるからこそ「ネットワークの共有」をサービスとしてマネタイズするのはとても難しいと痛感しました。地域貢献という文脈があるからなおさら。

今後 関わる人たちで交流会を開催しても面白いかなと思いますが、繋がりをマネタイズすることへの期待は手放した方が楽だと思っています。

今後の課題はチームづくりと理想の言語化

さて最後に今後の課題についてです。

一番の課題はチームづくりです。

「今後は STARTBASEQに関わる人を増やして、チームで実現させていけるように頭を切り替えていきます。」と8ヶ月前に書きました。

けれども、まったく動けていませんでした。ついつい自分でやってしまう私のくせと、あまりに小さな仕事が多いのがネックとなっています。

心を切り替えまして、とりいそぎ、若い人のインターン募集を始めました。もしご興味がありましたらリンク先をご覧ください。(イラストをクリック)

もう一つの課題は理想の言語化です。


最近、商店街活性化とはなんだろうかと改めて考えさせられます。スペースの稼働率は上がる中でどうなったら活性化なのか。その先に目指すものどこか。この通りがどうなって欲しいのか。役にたっているのか。と次なる疑問がわいてきます。

そこで、商店街活性化の理想像をきちんと言語化してみたいし共有したい。それはチームづくりの話と繋がってくる気がします。

そのために色々と勉強していきたいです。

ということで、かなり長文となりました。お読みいただいた方、ありがとうございました。

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