それぞれの道で頑張る、軒先のご利用者さんに刺激を受けています。


こんにちは。STARTBASEQを運営している合同会社ふくわらいの木村です。

ブログがなんと約半年もストップしてしまいました。真面目に1ヶ月に一度は書いていたのに、何を書けばいいのか思い付かなくなり気づけば半年が経過。その間に季節が巡り、熱々の夏も残りわずか、少しずつ秋が近づいてきています。

STARTBASEQで出会ったある菓子製造業の個人事業主さんが言っていました。

「継続することを何よりも大切にしています」と。そうして覚えてもらいたい、と。

彼女の頑張る姿を思い出して、気合いを入れ直したのでした。

さて、今回はそれぞれの分野で頑張っているご利用者さんの様子をご紹介します。

介護✖️美容 ケアビューティストほそやゆみさん

ケアビューティストのほそやゆみさん

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ご自身の看取りの経験から、介護と美容の学校に通われ、現在、ケアビューティーストとしてご活躍中です。

施設への訪問やイベント出店などを通して、いくつになっても自分らしく美しくいる喜びを伝えています。

この日、私は福祉ネイルを体験してみました。福祉ネイルは匂いがないネイルでお湯などで簡単にオフできるのが特徴です。施設や病院では匂いが敬遠されるので、無臭なネイルが重宝されるそうです。

福祉ネイルといっても無難な色からビビットな色まではたくさんありました。マットで明るい緑色を選びました。

ネイルの間は介護の話をしました。介護施設、病院、ケアマネージャーの話などをお聞きしました。こういう介護の話をカジュアルに話ができる場所はあまりなく、今後のために勉強になりました。

ネイルには最後にシールも貼ってもらい、明るい手元に気持ちがウキウキ。私の様子に、どんな年齢の女性も綺麗になるとぱっと顔色が明るくなるんですよ、とにっこり。

この日は子供から高齢の方まで様々な方がネイルを体験されていました。

スイーツ販売で工賃アップ アート工房クローバーさん


次にご紹介する出店者も福祉分野の方です。

障害者の就労支援施設のアート工房クローバーさんです。水彩画やつまみ細工などを作り、イラストやデザインなどの分野で活動しています。

新しい事業として冷凍アイスやケーキを仕入れて販売されています。スイーツの売上はメンバーさんの工賃となります。そこで時々スタッフさんと一緒に出店されています。

事前にチラシを配られた効果もあり開始から人が並んでいます。リピーターも増えています。どれもおいしいですが、私はチーズケーキの味が好きです。

レアールつくの商店街の印象を聞いてみたら、「明るいアーケードがあって、歩いている人たちものんびりしていて余裕がある気がします。周りにケーキ屋がないので喜んでくださる方が多くて嬉しいです」とのことでした。


いつか店舗を 移動販売の古着屋haruさん

現在、移動の古着屋を営む、haruさん。

ご近所にお住まいで今は移動型の古着屋をされています。イベントに出店していて、いつか店舗をもちたいとお探し中とのこと。レアールつくの商店街も候補地の一つとのことで、試しに出店してくださいました。

暑い中、ディスプレイ用の陳列棚を朝から自分で組み立て、あっという間にかっこいい店頭ディスプレイに変身。

若い方が出店したくなるような商店街になるといいなと切に思います。

地道な出店で顔みしりが増えた Patisserie bon bon bon さん

毎月第4月曜日に2年ほど出店を続けてくださっている、フランス菓子のお店。

ともかく継続することが大事とおっしゃる店主のマリさん。出店日に待っていてくれる人がいることが嬉しい、とおっしゃています。

今年の夏には、普段とは嗜好を変えてソルベを販売。

マンゴー、アプリコットにラズベリーなど。本格的なお味に感激!フランス料理の最後の締めに出てきそうな滑らかさと果実感なのです。記憶に残る味でした。

隣のお茶屋の「丸曽根」さんとコラボして、ほうじ茶味のクッキーを販売したり、インスタグラムのフォロワーさんと一緒にチラシをつくったりと、丁寧に人との関係をつくり色々なものを生み出していく姿は、見ていて刺激をうけます。

このようにSTARTBASEQに来てくださる方との出会いは毎回印象的です。

ぜひ、あなたも軒先に遊びにきてください。そしてスペースをご利用ください。使い方については以下のページをご覧ください。

軒先レンタルスペースの概要と活用事例

軒先レンタルスペースを始めた思い、概要、料金、活用事例についてお伝えします。